東京都東中野の痛みとコリの専門整体院、あべ治療院 マイオセラピーセンター中野の阿部裕次です。
https://seitai-nakano.com/

産後における腰痛や仙腸関節痛は、多くの40代女性にとって共通の悩みです。この記事では、これらの痛みの原因と効果的な対策方法について詳しく解説します。

40代女性に多い産後の腰痛の原因

ホルモンの変化と骨盤のゆるみ

出産後、女性ホルモンのバランスが大きく変化します。特に、妊娠中に分泌されていたリラキシンというホルモンは、出産後も数か月間は体内に残っており、骨盤の靭帯を緩ませる働きを持っています。この骨盤のゆるみは、出産後の身体を安定させるために必要なプロセスですが、同時に腰への負担を増大させる要因にもなります。骨盤が不安定になると、腰椎への負担が大きくなり、腰痛を引き起こしやすくなるのです。

日常生活の負担

40代女性は、仕事や家事、育児など、多岐にわたる役割を担っています。出産後は、赤ちゃんのお世話に追われ、睡眠不足や疲労が蓄積されがちです。また、抱っこや授乳など、長時間同じ体勢での作業も腰への負担となります。これらの日常生活での負担が積み重なることで、腰痛が悪化したり、新たな腰痛を引き起こしたりする可能性があります。

不適切な姿勢

赤ちゃんを抱っこしたり、授乳したりする際に、猫背気味になったり、腰を反らしすぎたりするなど、不適切な姿勢をとってしまうことがあります。このような姿勢は、腰椎への負担を増加させ、腰痛の原因となります。また、長時間同じ姿勢での作業や、長時間座りっぱなしの状態も、腰痛を悪化させる要因となります。

40代女性が経験する仙腸関節痛の特徴

片側の腰やお尻に痛みが出る

仙腸関節痛は、骨盤を構成する仙骨と腸骨の関節に炎症が起こることで生じる痛みです。産後のホルモンバランスの変化や骨盤のゆるみによって、仙腸関節の安定性が損なわれ、痛みが出やすくなります。仙腸関節痛の特徴として、片側の腰やお尻に集中した痛みが出ることが挙げられます。痛みは、腰から臀部、太ももにかけて広がる場合もあります。

朝起きたときの痛み

朝起きたときに、特に痛みを感じやすいのも仙腸関節痛の特徴です。これは、寝ている間に仙腸関節が不安定な状態になり、朝起きたときに痛みが出やすいためです。また、長時間同じ体勢で寝ている場合も、仙腸関節への負担が大きくなり、朝起きたときの痛みが強くなることがあります。

動くと痛みが軽減する場合も

仙腸関節痛は、動くと痛みが軽減する場合もあります。これは、動くことで関節の動きが良くなり、血行が促進されるためです。しかし、激しい運動や長時間立ちっぱなしの状態は、仙腸関節への負担が大きくなるため、注意が必要です。

40代女性のための腰痛・仙腸関節痛のケア方法

適切な運動

産後の腰痛や仙腸関節痛を改善するためには、適切な運動が重要です。ヨガやピラティスなど、腰や仙腸関節を意識した運動を取り入れることで、筋肉の柔軟性を高め、姿勢を改善することができます。また、軽いウォーキングや水泳なども、体への負担が少なく、おすすめです。運動をする際は、無理のない範囲で行い、痛みが出た場合はすぐに中止しましょう。

ストレッチ

ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、血行を促進することで、腰痛や仙腸関節痛の改善に役立ちます。特に、腰や骨盤周りの筋肉を伸ばすストレッチが効果的です。ストレッチを行う際は、無理のない範囲で行い、痛みが出た場合はすぐに中止しましょう。

体のバランスを整える

産後の腰痛や仙腸関節痛は、骨盤の歪みが原因となる場合もあります。骨盤矯正や姿勢改善を行うことで、体のバランスを整え、腰痛や仙腸関節痛の改善に役立ちます。骨盤矯正は、専門家に相談して行うのがおすすめです。また、日常生活の中で姿勢に気を配ることも大切です。猫背にならないように、背筋を伸ばして座ったり、歩いたりするように心がけましょう。

坐骨神経痛と首肩の痛みについて

坐骨神経痛の症状と対策

坐骨神経痛は、腰から太もも、膝にかけて放散する痛みとして現れます。これは、坐骨神経が圧迫されることで起こる神経痛です。産後の腰痛や仙腸関節痛が原因で、坐骨神経が圧迫されることもあります。坐骨神経痛の対策としては、適切なストレッチや姿勢の改善が有効です。また、温罨法や鎮痛剤なども効果的です。痛みが強い場合は、医療機関を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。

首肩の痛みの原因

産後の女性は、赤ちゃんのお世話などで、長時間同じ姿勢での作業や、長時間座りっぱなしの状態になることが多いです。このような状態は、首や肩の筋肉を緊張させ、血行不良を引き起こし、首肩の痛みを発生させる原因となります。また、スマートフォンやパソコンの長時間使用も、首肩の痛みの原因となります。

首肩の痛みの対策

首肩の痛みを予防するためには、定期的な休憩とストレッチが重要です。長時間同じ姿勢での作業は避け、こまめな休憩を挟むようにしましょう。また、肩や首の筋肉をほぐすストレッチを定期的に行うことで、筋肉の緊張を和らげることができます。さらに、エルゴノミクスに基づいた作業環境を整えることも効果的です。椅子や机の高さを調整したり、マウスやキーボードの位置を見直したりすることで、姿勢を改善し、首肩への負担を軽減することができます。

まとめ:健康な体を取り戻すために

専門家への相談

産後の腰痛や仙腸関節痛は、適切なケアを行うことで改善が期待できます。しかし、痛みが続く場合は、専門家の診断と適切な治療が必要です。整形外科や産婦人科を受診し、医師の診察を受けましょう。医師は、痛みの原因を特定し、適切な治療法を提案してくれます。

セルフケアの重要性

産後の腰痛や仙腸関節痛を予防するためには、日常生活でのセルフケアが重要です。適切な運動やストレッチ、姿勢改善などを意識することで、健康な体を維持することができます。また、睡眠不足や疲労を溜めないように、十分な休息をとることも大切です。

正しい知識を持つ

産後の腰痛や仙腸関節痛は、適切な知識を持つことで、予防や改善が期待できます。痛みの原因や対策方法について正しく理解し、日頃から予防に努めましょう。また、専門家からのアドバイスを参考に、自分に合ったケア方法を見つけて実践することが大切です。

もし、どうしてもよくならない場合

もし何をやってもよくならない場合は、背骨の際についている筋肉もカチカチになっている事が考えられます。

背骨の際が硬いことで、歪みが起きたり、コリができたり、しびれが出たり、冷え性、便秘と体の不調につながります。

腰椎すべり症でなかなか改善しない場合は、一度背中をほぐすのがおすすめです。

当院のマイオセラピーは、深部からの血液循環を回復させ、背骨の歪みからくる腰椎すべり症にも効果的です。

背骨のケアをしていくことで、自分でも気づけないケア方法が見つかるかもしれません。

何かお困りの際はいつでもご連絡ください。

【東中野/中野坂上】整体院 8万人の治療経験 - あべ治療院 マイオセラピーセンター中野
住所 : 〒164-0001 東京都中野区中野1-3-8-1F
代表:阿部裕次
<予約優先制>

受付時間:9:00~22:00
(最終受付20時)
URL : https://seitai-nakano.com/
TEL:03-4500-0697

ご予約はコチラから