こんにちは、あべ治療院の阿部です。いつもありがとうございます。
今回も現場で感じることについて書いていきます。
「最近、鼻血が出やすくなった」
「疲れると決まって鼻血が出る」
「検査では異常がないのに、なぜか繰り返す」
このような相談は、実は少なくありません。
多くの方は
・血管が弱い体質
・栄養不足
・乾燥やアレルギー
といった理由を思い浮かべます。
もちろん、それらが関係するケースもあります。
しかし、身体を全体から見ていくと、別の共通点が浮かび上がってくることがあります。
それが、
首から背中にかけての「深い緊張」です。
「血管がもろくなる」とは、血管の問題だけではない
「血管がもろい」と聞くと、
血管そのものが弱っているイメージを持たれがちです。
ですが実際には、
血管にかかる“圧の環境”が大きく関係しています。
血管は本来、しなやかで柔軟な構造です。
ところが、
・圧が一方向に集中する
・血流の逃げ場がない
・外から圧迫され続ける
こうした条件が重なると、
特に細い血管には大きな負担がかかります。
鼻の粘膜は、毛細血管が非常に多い場所。
つまり、身体の圧の影響を受けやすい“出口”なのです。
圧の逃げ場がなくなった身体で起きていること
健康な身体では、
血液の圧は呼吸や姿勢、背骨の動きによって全身に分散されます。
しかし、
首や背中の深層筋(インナーマッスル)が緊張して固まると、
この分散がうまくいかなくなります。
すると、
・頭部に圧がこもりやすくなる
・細い血管に負担が集中する
・少しの刺激で出血しやすくなる
という状態が生まれます。
鼻血は突然起きるように見えて、
実は身体の中で積み重なった負担の結果
であることも少なくありません。
首〜背中の「深層筋」の緊張が見落とされやすい理由
この問題が厄介なのは、
自分では気づきにくいという点です。
・肩は凝っていない
・首は動く
・マッサージでは柔らかいと言われる
それでも、
背骨の際や首の奥の筋肉だけが、静かに緊張している
というケースはとても多く見られます。
特に影響が出やすいのは、
・首の付け根
・背骨のきわ
・肩甲骨の内側
これらは血管や神経、自律神経とも深く関係する場所です。
この部分の緊張が続くと、血流調整がうまく働かなくなります。
食事やサプリの前に、見直してほしいこと
鼻血対策として、
ビタミンやミネラル、サプリメントを意識する方も多いでしょう。
それ自体は悪いことではありません。
ただし、身体の通り道が整っていない状態では、
十分な変化を感じにくいこともあります。
例えるなら、
潰れたホースに、いくら良い水を流しても勢いが戻らない状態。
まず大切なのは、
血液が流れる「空間」を邪魔している緊張に気づくことです。
鼻血が出やすい人に多い身体の特徴
実際に鼻血の相談が多い方には、
次のような特徴が重なっていることがあります。
・首の奥を触ると硬い
・背骨の際に強い違和感がある
・呼吸が浅い
・無意識に力が抜けにくい
「リラックスしているつもりでも、身体は緊張したまま」
そんな状態が長く続いているのです。
結論:背骨の際の緊張が、血管トラブルの背景にあることも
鼻血は、単なる「血の問題」ではなく、
身体の圧や緊張バランスの乱れを知らせるサイン
である場合があります。
特に、
首から背中、背骨の際に溜まった深い緊張は、
血流や血管への負担と無関係ではありません。
もし、
原因がはっきりしない鼻血が続いているなら、
「血」だけでなく
身体の使われ方や緊張の溜まり方にも目を向けてみてください。
整えるべき場所は、
意外と「背骨のすぐそば」にあるのかもしれません。
何かお困りの事がありましたらご相談ください。
院長 阿部裕次
※すべての不調がこれに当てはまるわけではありません
※一つの「見方」として書いています

