東京都東中野の痛みとコリの専門整体院、あべ治療院 マイオセラピーセンター中野の阿部裕次です。
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冷え性は体調不良の原因となるだけでなく、お尻の痛みや更年期症状としても現れることがあります。本記事では、冷え性の原因から具体的な改善方法まで、詳しく解説します。

冷え性とは

冷え性の定義と種類

冷え性は体が冷えることによって引き起こされる諸症状の総称です。特に手足の冷え、全身のだるさなどが含まれます。冷え性は、体質的な要因や生活習慣、年齢、性別など様々な要因が複合的に作用して起こると考えられています。

冷え性の種類としては、以下のものが挙げられます。

*末梢血管収縮型冷え性: 手足の先端が冷えやすいタイプ。血管が収縮しやすく、血流が悪くなっている状態です。
* 自律神経失調症型冷え性:自律神経の乱れによって、血管の収縮と拡張がうまくいかず、冷えを感じやすくなるタイプです。
* ホルモンバランス型冷え性:女性ホルモンの分泌量が減る更年期などに起こりやすいタイプ。ホルモンバランスの乱れによって、体温調節機能が低下し、冷えを感じやすくなります。
* 代謝型冷え性:基礎代謝が低いタイプ。エネルギー消費量が少なく、体が冷えやすい状態です。

これらの冷え性の種類は、それぞれ原因や症状が異なります。自分の冷え性のタイプを理解することで、より適切な対策を立てることができます。

冷えの症状が起こる部位

冷えの症状は、体の部位によって異なります。以下に、主な部位別の冷えの症状をまとめます。

* 手足の冷え:最も一般的な冷えの症状です。指先や足先が冷たくなり、しびれや痛みを感じることもあります。
* お腹の冷え:下腹部の冷えは、消化不良や便秘の原因となることがあります。また、生理痛や生理不順にも影響を与える可能性があります。
* 腰の冷え:腰の冷えは、生理痛や腰痛の原因となることがあります。また、冷えによって腎臓の働きが低下し、むくみやすくなることもあります。
* 首の冷え:首の冷えは、肩こりや頭痛の原因となることがあります。また、自律神経の乱れにも影響を与える可能性があります。
* 顔の冷え:顔の冷えは、肌の乾燥やシワ、くすみなどの肌トラブルの原因となることがあります。また、顔色が悪くなったり、顔がむくんだりすることもあります。

これらの部位別の冷えの症状は、それぞれ原因や改善策が異なります。自分の冷えの症状を把握し、適切な対策を立てることが大切です。

冷え性の影響

冷え性は、様々な体調不良を引き起こす可能性があります。以下に、冷え性の影響について詳しく説明します。

* 免疫力の低下:冷えによって免疫細胞の働きが低下し、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。また、アレルギー症状が悪化する可能性もあります。
* 代謝の低下:冷えによって基礎代謝が低下し、太りやすくなります。また、エネルギー消費量が減るため、疲れやすくなることもあります。
* 自律神経の乱れ:冷えによって自律神経が乱れ、不眠やイライラ、集中力の低下などの症状が現れることがあります。
* 血行不良:冷えによって血行が悪くなり、手足のしびれや痛み、むくみなどの症状が現れることがあります。また、冷えによって血管が収縮し、高血圧や心臓病のリスクが高まる可能性もあります。
*婦人科系のトラブル: 冷えは、生理痛や生理不順、子宮内膜症、不妊症などの婦人科系のトラブルを引き起こす可能性があります。
* 消化器系のトラブル:冷えによって胃腸の働きが低下し、消化不良や便秘、下痢などの症状が現れることがあります。
* 精神的な影響:冷えによって気分が落ち込みやすくなったり、不安を感じやすくなったりすることがあります。

冷え性は、様々な体の不調につながる可能性があります。冷えを感じたら、放置せずに適切な対策を講じることが大切です。

冷え性の原因

体温調節の問題

体温調節機能は、自律神経によってコントロールされています。自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから成り立っており、それぞれ異なる働きをしています。

*交感神経: 活動時に優位に働き、心拍数を上げたり、血管を収縮させたりすることで、体の活動を活発化させます。
* 副交感神経:休息時に優位に働き、心拍数を下げたり、血管を拡張させたりすることで、体の活動を抑制します。

冷え性の人は、交感神経が優位になりやすく、血管が収縮しやすいため、血流が悪くなり、体が冷えやすくなります。

また、冷え性の人は、体温調節機能が低下している場合もあります。体温調節機能が低下すると、寒さを感じても体が十分に温まらず、冷えを感じやすくなります。

血行不良

血行不良は、冷え性の大きな原因の一つです。血行が悪くなると、血液が体の末端まで届きにくくなり、手足が冷えやすくなります。

血行不良の原因としては、以下のものが挙げられます。

*運動不足: 運動不足は、筋肉のポンプ作用を弱め、血行を悪化させます。
* 喫煙: 喫煙は、血管を収縮させ、血行を悪化させます。
* 飲酒:過度の飲酒は、血管を拡張させ、一時的に血行がよくなりますが、その後は血管が収縮し、血行が悪化します。
* 冷えやすい服装:薄着や露出の多い服装は、体温を奪いやすく、冷え性を悪化させます。
* 長時間同じ体勢: 長時間同じ体勢でいると、血行が悪くなり、冷えやすくなります。
*ストレス:ストレスは、血管を収縮させ、血行を悪化させます。

血行不良を改善するためには、運動習慣を身につけたり、禁煙したり、適度な飲酒を心がけるなど、生活習慣を見直すことが大切です。

生活習慣の乱れ

不規則な生活やストレス、睡眠不足などは、自律神経の乱れを引き起こし、冷え性を悪化させる可能性があります。

* 不規則な生活:睡眠不足や食事の時間が不規則な生活は、自律神経のバランスを崩し、体温調節機能を低下させます。
* ストレス:ストレスは、交感神経を優位にし、血管を収縮させ、血行を悪化させます。また、ストレスホルモンの分泌量が増加し、体温調節機能を低下させることもあります。
*睡眠不足:睡眠不足は、自律神経のバランスを崩し、体温調節機能を低下させます。また、睡眠不足は、免疫力を低下させるため、風邪やインフルエンザにかかりやすくなることもあります。

生活習慣の乱れを改善するためには、規則正しい生活を送ることが大切です。睡眠時間をしっかりと確保し、バランスの取れた食事を心がけ、適度な運動を行い、ストレスをためないようにしましょう。

更年期と冷え性の関係

ホルモンバランスの変化

更年期には、女性ホルモンの分泌量が減少し、ホルモンバランスが乱れます。女性ホルモンは、体温調節や血管の拡張などに重要な役割を果たしているため、女性ホルモンの分泌量が減少すると、体温調節機能が低下し、血管が収縮しやすくなり、冷えを感じやすくなります。

更年期に起こるホルモンバランスの変化は、冷え性だけでなく、様々な体の変化を引き起こします。例えば、ホットフラッシュ、発汗、不眠、イライラ感、気分の落ち込み、骨粗鬆症、心臓病、脳卒中などのリスクが高まることもあります。

精神的ストレス

更年期には、ホルモンバランスの変化だけでなく、精神的なストレスも大きくなります。更年期特有の症状や、仕事や家庭での役割の変化、老化への不安など、様々なストレスが積み重なり、冷え性を悪化させる可能性があります。

ストレスは、交感神経を優位にし、血管を収縮させ、血行を悪化させます。また、ストレスホルモンの分泌量が増加し、体温調節機能を低下させることもあります。

体重の減少

更年期には、代謝が低下し、体重が減りやすくなります。体重が減ると、筋肉量が減少し、基礎代謝が低下し、冷え性を悪化させる可能性があります。

体重減少は、冷え性だけでなく、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。例えば、骨粗鬆症、貧血、免疫力の低下などのリスクが高まることもあります。

お尻の痛みと冷え性

筋肉のこり

冷えによって筋肉が硬くなり、血行が悪くなると、筋肉のこりが発生しやすくなります。お尻の筋肉は、長時間座っていることが多い人や、運動不足の人、姿勢が悪い人などで、特にこりやすい部位です。お尻の筋肉のこりは、痛みや痺れ、運動制限などの症状を引き起こすことがあります。

冷えによって筋肉がこり固まる原因としては、以下のものが挙げられます。

*血行不良: 冷えによって血行が悪くなると、筋肉への酸素供給が不足し、筋肉が疲労しやすくなります。
* 代謝の低下:冷えによって代謝が低下すると、筋肉の修復が遅くなり、筋肉が疲労しやすくなります。
* 神経の圧迫:冷えによって神経が圧迫されると、筋肉の緊張が強くなり、痛みや痺れを引き起こすことがあります。

筋肉のこりを改善するためには、温めて血行を促進したり、ストレッチやマッサージで筋肉をほぐしたりすることが大切です。

神経圧迫

冷えによって神経が圧迫されると、痛みや痺れなどの症状が現れることがあります。お尻の痛みは、坐骨神経痛や腰椎椎間板ヘルニアなどの神経系の病気によって引き起こされることもあります。

冷えによって神経が圧迫される原因としては、以下のものが挙げられます。

*筋肉の緊張: 冷えによって筋肉が緊張すると、神経が圧迫されることがあります。
* 骨盤の歪み: 骨盤の歪みによって、神経が圧迫されることがあります。
*姿勢の悪さ:姿勢が悪いと、神経が圧迫されやすくなります。

神経圧迫による痛みを改善するためには、温めて血行を促進したり、ストレッチやマッサージで筋肉をほぐしたり、姿勢を正したりすることが大切です。

姿勢の影響

姿勢が悪いと、血行が悪くなり、冷え性とお尻の痛みを引き起こすことがあります。特に、長時間座っていることが多い人は、猫背気味になりやすく、お尻の筋肉が硬くなり、血行が悪くなりやすいです。

姿勢が悪いと、以下の問題が起こりやすくなります。

*血行不良: 姿勢が悪いと、血管が圧迫され、血行が悪くなります。
* 筋肉の緊張: 姿勢が悪いと、筋肉に負担がかかり、筋肉が緊張しやすくなります。
*骨盤の歪み:姿勢が悪いと、骨盤が歪みやすくなります。

姿勢を改善するためには、正しい姿勢を意識することが大切です。椅子に座るときは、背筋を伸ばし、腰を立てて座るようにしましょう。また、定期的に立ち上がって体を動かすことも大切です。

冷え性の改善方法

規則正しい生活習慣

冷え性を改善するためには、規則正しい生活を送ることが大切です。睡眠時間をしっかりと確保し、バランスの取れた食事を心がけ、適度な運動を行い、ストレスをためないようにしましょう。

*睡眠:睡眠不足は、自律神経のバランスを崩し、体温調節機能を低下させます。質の高い睡眠をとることで、自律神経のバランスを整え、体温調節機能を高めることができます。
*食事: バランスの取れた食事を心がけることで、体の代謝を上げ、冷え性を改善することができます。特に、温かいものを食べるように心がけましょう。
* 運動:運動は、血行を促進し、筋肉を温める効果があります。軽い運動でも効果があるので、無理のない範囲で継続することが大切です。
* ストレス解消:ストレスは、交感神経を優位にし、血管を収縮させ、血行を悪化させます。ストレスをためないように、ストレス解消方法を見つけることが大切です。

適度な運動

運動は、血行を促進し、筋肉を温める効果があります。冷え性の人は、運動不足になりがちですが、積極的に運動を取り入れるようにしましょう。

運動の種類としては、以下のものがおすすめです。

*ウォーキング: 手軽に始められる運動です。毎日30分程度歩くだけでも効果があります。
* ヨガ: 柔軟性を高め、筋肉をほぐす効果があります。
*ストレッチ: 筋肉を伸ばすことで血行を促進し、冷え性を改善します。
* 水泳:全身運動で、血行を促進し、冷え性を改善します。

運動を始める前に、医師に相談することをおすすめします。

温かい食事

温かい食事を摂ることで、体を内側から温めることができます。特に、体を温める効果が高い食材を積極的に摂取しましょう。

* 生姜:ショウガには、血行促進効果や発汗作用があります。
* ネギ: ネギには、体を温める効果や免疫力アップ効果があります。
* ニンニク:ニンニクには、血行促進効果や疲労回復効果があります。
* 唐辛子: 唐辛子には、カプサイシンが含まれており、血行促進効果や代謝アップ効果があります。
*根菜: 大根、ごぼう、レンコンなどの根菜には、体を温める効果があります。

これらの食材をスープや鍋など、温かい料理にして食べるようにしましょう。

入浴で体を温める

入浴は、全身を温める効果があり、冷え性の改善に効果的です。

* 温度: 38~40℃のお湯に10~15分程度ゆっくりと浸かりましょう。
* 時間:長湯は、心臓への負担が大きくなるため、長時間浸かりすぎないようにしましょう。
* 入浴剤: 体を温める効果のある入浴剤を使用すると、より効果的です。
*湯船につかる前に: 体を温めてから入浴すると、より効果的です。
* 入浴後:入浴後は、体を冷やさないように、すぐに着替えましょう。

入浴は、寝る前にすると、リラックス効果も期待できます。

まとめ

冷え性は、様々な原因によって引き起こされます。冷え性の原因を理解し、適切な対策を取ることで、冷え性による不調を改善することができます。

冷え性の改善には、規則正しい生活習慣、適度な運動、温かい食事、入浴などが効果的です。これらの方法を継続することで、冷え性を改善し、健康的な体作りを目指しましょう。

また、冷え性でお尻の痛みがある場合は、筋肉のこりや神経圧迫が原因となっている可能性があります。温めて血行を促進したり、ストレッチやマッサージで筋肉をほぐしたり、姿勢を正したりすることで、痛みを改善することができます。

冷え性や痛みなどの症状が改善しない場合は、医師に相談することをおすすめします。

もしどうしてもよくならない場合

もし何をやってもよくならない場合は、背骨の際についている筋肉もカチカチになっている事が考えられます。

背骨の際が硬いことで、歪みが起きたり、コリができたり、しびれが出たり、冷え性、便秘と体のむくみにつながります。

不調が続く場合は、一度背中をほぐすのがおすすめです。

当院のマイオセラピーは、深部からの血液循環を回復させ、顔や足のむくみの解消にも効果的です。

背骨のケアをしていくことで、自分でも気づけないケア方法が見つかるかもしれません。

何かお困りの際はいつでもご連絡ください。

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